都会のエアポケット

2か月ぶりの水道橋サウナアスカです。今回も90分コースで入館しました。仕事帰りにサクッとサウナに入って、ビールの一杯も飲んで飯を食って帰るにはこのくらいの時間がちょうどいいですね。

こじんまりとした施設ですが、都会に不意に現れたエアポケットのようで、こういう場所を大人の隠れ家というんだろうなあと思います。設備は決して新しくはありませんが、それも昭和感を出すいい味つけになっているようです。

サウナ室の中は室温計によると110℃から120℃。本当でしょうか。かなり高いです。この温度で入っていられるということは湿度が低いのでしょうね。しばらく入っていると耳の先が痛くなってきます。

水風呂は、これも水温計によると18℃。標準的な温度だとは思いますが、欲をいえば、高温のサウナ室の後では、もう少し冷やしてほしいところです。

ちゃんと物事をわきまえた客が来ているという感じがします。先客で、年格好は私より少し若いくらいか、金色のネックレスに口ひげを生やして、一見その筋の方と見えなくもないですが、セオリーどおりにサウナと水風呂の交替浴を繰り返していて、なかなかやるな、と思わされます。

フロントと浴室は三階ですが、休憩室と食堂(レストランと言うより食堂と言いたい雰囲気です)は階段を降りた二階にあります。

そういえば、前回ここに来たのは、松方弘樹さんが亡くなった日でした。食堂のテレビで訃報を伝えるニュースを見ながら、この空間には昭和が続いていると思ったものでした。

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