銭湯サウナについて その2
例えば錦糸町で空き時間が4時間あったら楽天地スパに行きます。では3時間しかなかったら?今の私には、このあたりが考えどころです。今日は3時間しかなかったので、楽天地スパはまた日を改めるとして、帰り道に銭湯サウナに寄って行くことにしました。
近所でも名の通った銭湯で、先日は有名写真家とのコラボレーション企画をやっていたところですが、私は初めてです。というのは、その企画をやっていた時期は、私はまだサウナに覚醒していなかったからです。
ここもサウナは通常の入浴料プラス200円で、追加料金を払った客は腕に紙製のバンドを巻くのも先日の銭湯と同様です。
サウナは「遠赤外線電気サウナ」とあります。サウナ室の壁の上部に大きな電気ストーブのような電熱器が室内を1周するように設置されています。こういうのは初めて見ました。熱が頭の上から降りてくるわけです。が、足許からも熱が来る気もします。室温計の針は89度。
サウナ室の中は詰めれば6~7人は座れるでしょうか。結構広いですね。壁の上部に電熱器があるせいか、座席は一段のみです。入口付近に小さなテレビあり。角度のせいか映りはよくありません。少し困ったのは室内に12分計のサウナタイマーがなかったこと。時間は砂時計で見るようにということでしょうか。
私がひとりサウナ室にいると、年格好二十歳そこそこ位かな、今ふうの若者が4人入ってきました。私の前を通るときに「失礼します」と一声かけてくるので、案外礼儀正しいんだなと感心しましたが、彼ら同士の話題は、あの子とシックスナインしたか、とかゲスの極みでした。
問題の水風呂ですが、明らかにひとり用の大きさです。水温計の針は24度。えー、24度?と絶望したくなるぬるさです。でも、入ってみるとそこまでぬるいという感じでもないかな。
しかし、サウナ室がそこそこの広さなのに、水風呂がひとり用というのは困りますね。後がつかえるから長い間入っているわけにもいかない。先程の若者たちのように四人組だとどうすればいいんでしょうか。
ここの銭湯の売りは、洗い場の二階が吹きさらしのウッドデッキになっていて、デッキチェアに座って、風に吹かれて休憩できることです。なるほど、水風呂に先客がいる時はウッドデッキでととのえばいいのか、と階段を上がってみると、先程の若者たちが歓談中で、おじさんは早々に退散しました。
洗い場にも脱衣場にも飲用水はなし。
よかったのは貸出用のバスタオルがふかふかだったこと。とはいえ、水風呂にしっかり入ると汗はひくからバスタオルはあんまり要らないんだけど。