逆光の頃

映画『逆光の頃』見てきました。本作は、サウナ大使ことマンガ家のタナカカツキ氏の初期作品が原作。私もサ道に足を踏み入れなければ、この映画を見ることもなかっただろうなあとシミジミ。

と言って、本作にはサウナ入浴シーンは一切ありません。京都を舞台にした青春映画です。三つの挿話から一時間余りの作品が構成されています。

京都の街を切り取った美しい映像は期待を裏切りませんが、それだけではよくある京都の映画かも。むしろ登場人物たちの設定や人間関係に、ああ、こういうことが京都なのかなあと思ったりしました。

映像的にはボケ味の使い方が工夫されていました。

サ道のルーツにはこういう世界があったのですね。

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