リゾート気分

池袋のタイムズ スパ・レスタに来ています。ここもサウナーの間で評判の高いサウナのひとつです。前から場所はチェックしてたんですが、今日近くまで来たついでに思い切って入りました。

料金は少々高めですが、リゾートホテルにでも来ているような落ち着いた雰囲気で、たまにはこのくらいのささやかな贅沢もいいですね。

さて肝腎のサウナです。サウナストーブにアロマ水をかけて蒸気を発生させるパフォーマンスは、ここではロウリュと言わずドイツ流にアウフグースと言っているようですね。一日二回のアウフグースのうち、「ヒーリングアウフグース・アーネトン」というのに参加してみました。アーネトンというのは、フィンランド語で静寂の意味とのこと。この時間はサウナ室内の照明は落とされ、さっきまで24時間テレビを映していたテレビ画面は、南国の砂浜のような環境映像に切り替わりました。薄暗がりの中、サウナハットを被ったスタッフがサウナストーブにアロマ水を静かにかけると、繊細な蒸発音が聞こえてきます。最近流行りの熱波師によるエンターテイメント的なサービスは、時にお客を無理矢理参加させる感じがして、私は必ずしも好きではありませんが、ここのアウフグースはそれとは対照的なサービスと言えるでしょう。

水風呂は、サウナ室のキャパからすると小さめですが、水が深くていいです。水温は16度と書いてありますが、体感的には18度程か。ただし、砕いた氷が置いてあって、水風呂の猛者は氷を手にとって入浴しているようです。

水風呂の後は休憩です。ここの特筆すべきは露天風呂の充実ぶりでしょう。休憩用の椅子やデッキチェアも完備されていて外気浴を楽しめます。

ぬるいビル風が浜辺をわたる風のように体を撫でていきます。さざ波のように聞こえるのは首都高を走る車の音でしょうか。ふと見上げるとサンシャイン60が空にそびえています。日曜なのに明かりのついているフロアがちらほら。休日出勤お疲れさま、ご同輩諸氏!

あ、言い忘れていましたが、ここは男女共用の施設です(混浴という意味ではありませんよ。念のため)。レストランなど共用フロアにはカップルの姿もちらほら。女性サウナーはぜひ一度お試しあれ。

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