女性熱波師登場

楽天地スパに女性の熱波師が来るというので、さっそく出かけてきました。

熱波師…。サウナ用語でよすね。

サウナ施設によっては、高温で乾燥したサウナ室の中で、スタッフの方が、熱した石に水をかけて水蒸気を発生させて、バスタオルや大きなうちわをあおいで熱気を室内に拡散させたり、お客さんの体に熱気を浴びせたりするサービスを実施しています。 これをロウリュといいます。

ロウリュとは、サウナの本場のフィンランドで熱気のことを言うそうで、本来はうちわであおいだりする意味はないのですが、日本のサウナでは、熱気を発生させて、それをあおぐことまで含めてロウリュと言うようです。

ちなみに楽天地スパでは、朝と深夜を除いて、毎日1時間おきにロウリュが行われています。これだけ頻繁にロウリュをやっているサウナはそう多くありません。錦糸町がサウナの聖地と言われる所以のひとつですね。

説明が長くなりましたが、サウナ関係者の間で、このロウリュを行う人のことを、熱波師と呼んでいるようです。

ただし、熱波師と言われる方のロウリュは、パフォーマンス色が強く、エンターテイメントのようになっている場合もあるようですね。施設によっては、熱波師の名前を表に出して、お客さんを集めているところもあるみたいです。

その点では、楽天地スパは、ロウリュとしてはオーソドックスなスタイルなのかも知れません。

そんな楽天地スパでも、時々は外部の熱波師を招いてロウリュのイベントを行っていて、6月は、その界隈では名が通っているらしい男性熱波師が来場していました。私は時間が合わなくて、その人のロウリュは体験できなかったんですけど。

満を持して、今度は女性熱波師の登場というわけです。

ポスターへのリンクを貼っておきましたが、写真の方です。安寺沢(あてらさわ)茜さん。

楽天地スパへのこの方の来場は、かねて一部ではうわさになっておりました。20代の女性熱波師が来るらしいと。ま、ロウリュの時にスタッフの方がうわさを流していたんですが。

茜さん、どんな経歴かは知りませんので、憶測でいうと、スポーツクラブのインストラクターなんかでいそうな感じ。出身は体育大学あたり?なんて、勝手なことを言っていますが…。

この日、楽天地スパのサウナ室は、20代の女性が来場すると聞いて集まってきたゲスなサウナーで満員。むろん私もそうです。

しかし茜さんは、全裸に股間にタオル一丁の姿の野獣たちに臆することなく、明るく健康的な笑顔を振りまきます。そしてシナプソロジーって言うんでしょうか、全員で手足を動かしたり、謎の掛け声を唱和したりする。普段は寡黙なサウナの猛者たちが、諾々と彼女の号令に従っているのが印象的でした。

正直、ロウリュが毎回こんな調子だと、かなり面倒くさいんですけど、たまにはいいか。

ふと、サウナは体育会系なのか、それとも文化系なのか?問題が私の頭をよぎるのでした。

http://www.rakutenchi.co.jp/system/common_images/image_57e8cd8fafe9a.jpg

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